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決算

 決算の意義は、歳入歳出予算の実績を明らかにし、財政上の責任を明確にするとともに、将来の財政運営に役立てるところにある。しかし、現在の決算書の様式では、予算の消化状況は解るにしても、それらの金銭表示の事業や事務が、市民生活の向上にどう働いたか読みとることは不可能に近い。つまり、金銭で示された行政サービスの有効性が解るようにはなっていないのである。この点の工夫が求められる。
 決算を調整するのは、出納長または助役であり、五月末日の出納閉鎖後、三ヶ月以内に行わなければならない。長はこの決算を監査委員の審査に付さなければならず、その意見をつけて議会に提出する。この決算認定の議会は一二月の場合がまだ多いが、九月議会で行っている自治体も増加している。
 なお議会が決算を認定しなかった場合にあっても、その効力は失われず、ただ首長の政治的、道義的責任が問われるにとどまるものと解されている。

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